2003年12月31日(水)

 27日に始まった正月休みも早5日目。公園に新ネタページを作ろうとか、休み前に考えていたことがまったくできていない。何に時間を費やしているかといえば、これがヤフオクなんです。出品しているわけじゃないけど、元々物欲旺盛なせいか、モノを探して値段を見るのが楽しくて、たまに自分で買うのがまた楽しい。買ったのは、キャノンのEFレンズ90mm〜300mm、マツダMPVのミニカーとか(秋に乗り換えた)、子供のおもちゃ(トミカ)、血圧計(^^;;)くらい。

 あとは眺めて過ごしている。奥が深い。ともかく、無いモノは無いのですよ。それどころが、考えられないモノまで売られている。新手の詐欺まがいのわけのわからない出品があって、またその人の評価がおもしろくて、読み耽ってまたリンクへ飛んで、他人のトラブルを読み耽って…。そんな毎日です。「魑魅魍魎」「玉石混交」 Yahoo!オークションを眺めていてこんな四字熟語を思い出した。

 嫌いなYahoo!に出入りするきっかけはブロードバンドだった。最初は、『名作アニメクラブ』に入って『未来少年コナン』を観た。今更説明の必要のない宮崎駿さん初期の名作だ。ちょっとした中だるみは見受けられるものの、全26話という長丁場が苦にならない。『風の谷のナウシカ』や『天空の城 ラピュタ』『もののけ姫』あたりに通じる宮崎さん永遠のテーマが、すでに1978年時点で語られていた。ナウシカやパズーやサンが、コナンほどの超人じゃないのは、宮崎さんの成長の証しなのかな。小学六年の息子と二人、休み前にたった五日間で見終えた。

 あとは漫画三昧。近くのレンタルビデオショップが貸し本をはじめたので、『月下の棋士』全32巻と『YAWARA!』全29巻を借りてきている。CDも大量に焼いた。DVDも何本か観た。冬の休みは出かけられないので、引きこもりオタクには程よく楽しい日々なのね。

 今日は夜中から、埼玉テレビで浦和恒例の大討論会があるから、体調を整えなちゃ。嘘かまことか、犬飼社長が出るそうなので絶対見逃せない。

 こうして2003年も暮れていく。
 「旅歌的楽天生活」は今日の夜中に削除されるでしょう。長い間お世話になりました。

 2004年もよろしくお願いいたします。

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2003年12月18日(木)

 昨日、有線ブロードネットのモデムが届いた。梱包を開けてびっくり。CD-ROMが入っていない。簡単な説明書の他ペラペラな紙が何枚か入っているだけ。説明書を見ても、つなぎ方が書いてあるだけし…。苦い経験があるので、なんとなく心の隅から暗雲が漂いはじめた。

 ネットワークカードは完璧なので、ともかくつないでみた。まず、モデムのコンセントを差し込む。次に、ISDNルーターから、壁に繋がる電話線を外してモデムへ差し込む。モデムとルーターをつなぐのはモデムに同梱されていた電話線だ。最後に、ISDNルーターから外したLANケーブルをモデムへ差し込んだ。作業はこれだけだった。

 ほかにすることがないので、電源投入。普通にWindowsが立ち上がって、何も起こらない。え? もしかして接続済み? 半信半疑でIEを立ち上げたら、見事に接続できていた。すばらしいブラックボックス化。ぼくの場合は、ネットワークカードがインストール済みだったので特に簡単だったんだろう。それにしてもあっけなかった。

 早速スピードテストをしてみた。まず有線のサイトでやったら、なんと15M! 信じられなくて、他のサイトでも計測してみると、8M〜15Mの間でいろいろな結果がでた。会社のマシンは光ファイバーだが、Windows98のためか4Mくらいのスピードしか出ない。今までのISDNはもちろん、会社の光とも体感できる差だった。変えてよかった。

 フレッツISDNとプロバイダのOCN(ドリームネット)は、今日解約した。OCNの解約ページが「解約」の文字をまったく使わず、RPGの隠しアイテムのようにサイトの奥深くに眠っていたのは驚いた。こんなもんだよな。

 というわけで、たぶん、明日には「旅歌的楽天生活」は消されます。
 長い間ありがとうございました。

PS:日が変わって12/19朝なんだけど、まだ消されてない。一ヶ月単位の料金体系だから末までは残っているのかな? まだ、ftpもできるし。



 ところで、俺たちのトゥーリオはまだなんだろうか。去年から待ち続けている俺たちの名波は? 個人的には好きじゃないけど、アレックスは? 早く来てくれ。

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2003年12月11日(木)

 全国どこの自治体も合併で大騒ぎだ。ぼくの住んでいる春日部市も合併論議の真っ只中。杉戸町、宮代町、庄和町との合併がほぼ決まっているらしい(正式決定は来年7月の住民意向確認で可決されてから。ふじみ野市の例もあるからね)。合併については反対じゃないけど、新市名がとんでもないものになったらどうしようと、今から気が気でない。

 昨日配布された市報(合併協議会だより)に、10月1日から末までの一ヶ月間全国から公募された市名が掲載されていたので紹介してみる。

01位 東埼玉(市) 425件
02位 東さいたま(市) 401件
03位 彩東(市)サイトウシ 187件
04位 東彩(市)トウサイシ 164件
05位 東武(市)トウブシ 145件
06位 埼葛(市)サイカツシ 124件
07位 古利根(市)フルトネシ 110件
08位 かすみ(市)カスミシ 101件
09位 埼東(市)サイトウシ 83件
10位 みどり(市)ミドリシ 51件

 重複応募が多い順に10位まで書いて愕然とした。ベスト5全てに「東」の文字が入っているじゃないか…。上記の他にも数え切れない「○東」「東○」が並ぶ。いかにも、無個性な地域らしい。「東埼玉市」なんて、誰でも思いつく一番嫌な市名なんだが…。まあ、全国からの公募だから、面白半分無責任がほとんどなんだと思いたい。さいたま市が誕生したときもいろいろあって、はっきり言って笑いのタネでしかなかったんだけど、こうやって自分たちに振りかかってみるとお笑いじゃすまされないよな。「藤」とか「ふるとね」あたりは土地柄が少しは反映されているかも。

 お約束のお笑い市名を紹介してみます。「くれよん」「クレヨン」「野原」「春我部」(春日部といえばクレヨンしんちゃん…」)。「関東中央」「関央」(関東平野のど真ん中…)。「仲良」「なかよ」「なかよし」(さいたま市のときも話題になった)。圧巻は「麦わら帽」。当然このあとに「市」がつくわけで…。いくら春日部の特産品が麦藁帽子だからって…。「コバトン」にもまいった。来年は埼玉国体だもんな。

 多数の論理は通用しない。どうせなら全部を公開してくれないだろうか。

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2003年12月6日(土)

 というわけで、こんにちは。
 五年前、サイトを始めたときは、「本」のページの中に「公園」が同居していたのですが…。

 わが家もとうとうブロードバンド化できそうだ。何度か書いたこともある有線ブロードネットに加入したのだ。早ければ、来週末にはモデムが到着して工事も終わる。プロバイダ料金込みで毎月3,900円。財源はフレッツISDNを解約して毎月2,520円(2,800円→マイラインの一割引)+DreamNetのプロバイダ部分解約、ということになる。お釣りが来る計算だ。

 DreamNetは今年夏に、OCNに吸収合併された。来年早々にplazaサーバーはアクセス不能になる。移転先も手順も全部決まっていて、ftpすればいいだけなんだけど、これを良い機会と考えた次第。OCNになって、料金体系とか、なんだかんだが非常に複雑でわかりづらくなった。何度かOCNドリームに電話したが、非常に冷たい。DreanNetの人は優しいのだが…。そんなこんなで、少しずつ解約の意思を固めていった。ユーザー不在も甚だしい。

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2003年11月23日(日)

 昨日土曜日は久々に休日出社した。大事な試合を生中継してくれるのは、テレビではスカパーしかなくて、ラジオ(ニッポン放送)で生を聞くことになった。まあ、ラジオのサッカー放送なんて野球と違って何がなんだかわからないから、途中経過と結果とスピーカーから流れてくる応援音から雰囲気を味わう程度のモノとして。結果は惨憺たるモノ。それにしても解説が金子達仁とは…。「今ピッチ上で展開されているサッカーは、レベルは低いが、間違いなくサポーターの胸を打つモノではあるだろう」だそうだ。

 今朝のマスコミの、浦和はエメルソンがいなければ何もできない、という批判は的を得ている。しかし、それは、ウェズレィのいない名古屋、チェ・ヨンスのいない市原、エムボマのいない東京V、ほかにも当てはまるチームがありそうだ。磐田だって、グラウがいなかったら……。……負け惜しみはおいといて、リーグ優勝の可能性が無くなってしまったので、控えていた12月14日の天皇杯のチケットを買いに走ってもらった。リーグ優勝した場合、チャンピオンシップが行われて14日の試合は17日の水曜日に日延べされてしまう。水曜日は観戦できないから。似たようなことを考えていたサポーターは多そうだ。

 最終節を残して優勝の可能性が消えても、オフト監督がフロントとの確執でおかしな辞め方をしても、エメルソンの大切なメダルを盗んだバカが未だに返却しなくても、誰がなんと言おうが、2003年ナビスコカップ優勝の記憶はぼくの中に美しく刻まれた。あの日のことは一生忘れない。

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2003年11月2日(日)

 1999年から撮りためたデジタル写真、ロクな印刷ソフトが無くてプリントしていない画像が、MO十枚ちょっとに全部で3,000枚以上たまっていた。初めて買ったデジタルカメラは、OLYMPUSの C-2000 Z。200万画素超のハシリで、ホワイトバランスに優れて発色が良く、特に青系は抜群に美しく撮ってくれるカメラだ。当時のニコンは、ホワイトバランスが悪く、室外のピーカン時以外は、なんでも緑っぽくなってしまうという最悪のカメラだったのだ。あの一眼レフのD-1ですら。今はまったく問題無いんだけど、デジカメでは遅れをとった感があった。

 話が逸れてしまった。
 ぼくの撮影技術では、C-2000 Z で充分なんだけど、タイムラグとかパララックスとかやっぱり不満はあった。で、CANON EOS kiss Digital が登場するわけだけど、変わらない問題が撮りためた3,000枚を、いつどうやってプリントするかということだった。(っていうか、カミさんにブーブー言われていた…)ぼくが持っているエプソンのプリンタ(PM-800C)はロール紙の印刷が出来るんだけど、印刷ソフトがダメで放りっぱなし。目ぼしいデジカメ画像の処理ソフトにもピンとくるものがなかった。しかし、二週間近く放っておいたEOS kiss Digital の付属ソフトが結構優れものだったのだ。

 ぼくのプリンタでは、L判ふち無し印刷はできないので、A4の光沢紙を買ってきて、L判四枚を漢字の「田」のように貼り付けて、後から切り取らなければいけない。日付印刷がデフォルトでは20ポイントに固定されていて、これじゃあまりに大きすぎるので後からに変更するのが面倒なのと、C-2000 Z は、しばらく撮影しないと日付データが抜け落ちてしまうようで、日付データを直さなければならないのが面倒な程度。スイスイ印刷は進んで、とうとう昨日全ての印刷を終えた。L判にして約750枚をプリントアウトした。

 かかった費用は、紙とインクで約12,000円。これを750枚で割ると、一枚あたりの単価が16円ということになる。A4用紙で紙代をちょっと無駄にしていることを考えれば、もっと安く出来るだろう。カメラ屋にデジタルプリントを出すと、一枚あたり35円程度はかかってしまう。出していれば、26,250円という計算になる。まあ、時間が無い方には薦められないけど。

 出来上がった写真を眺めると、スタジアムの写真がものすごく多い。明日も、雨の心配が無くなったので、カメラを持参するつもり。レッズは歓喜の写真を撮らせてくれるだろうか。

 上を書いたのは朝なんだけど、夕方になって天気予報が変わってきた。雨? まずいなぁ。

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2003年10月27日(火)

 かなり前になるが、『ナルニア国ものがたり』(全7巻)を長男に買った。しかし、ヤツは全然読まない。聞けば、1巻目の真ん中くらいで投げたままだという。それならと、自分で読み始めたのが9月の中旬。やっと今日全巻を読み終えのだから、子供向けの本を7冊読むのに丸1ヶ月以上かかってしまった計算になる。結構疲れたな。

 率直な感想を言わせてもらえば、『指輪物語』の足元にも及ばない、と思う。キリストを髣髴とさせるライオンが非常にうるさく感じられる。神の前での人間の在り方というか、生命の在り方に、どうしても相容れられない部分がある。神の傲慢さについていけないというか。特に最終巻。これは絶対に子供には読ませられないと思った。無宗教だからだろうか。しかし、やっぱり納得できない。封印することにする。

 現実に立ち返れば、わが家の11月の3連休は大忙しだ。11月1日(土)は次男の七五三をやる予定で、すでに写真館も予約してある。朝9時から撮影をして、撮影終了後に大宮の氷川神社へ向かう。そこでお祓い。どこかのファミレスで昼食を食べて帰宅する予定。当然EOS Kiss Digital持参なわけだが、写真館のセットでどの程度撮影を許してもらえるか想像がつかない。三脚なんて持っていったら白い目で見られるだろうか? ついでにクルマのお祓いもしてもらおうか…。

 2日(日)は美園周辺の駐車場の下見をして、レッド・ボルテージへ向かう。昨年のナビスコ決勝でも出た、MDPの特別号が今年も出るのだ。昨年は、ともかく、初めてということで、えらい騒ぎだった。MDPの発売日午前中にレッド・ボルテージへ行ったら長蛇の行列。須原屋の裏の駐車場まで延びていた。買うまで一時間以上かかったもんね。MDP入手後は、ボルテージで今年分のサポーターズクラブの登録をする。今までしなかったのは、クラブ名を考え直していたからなんだけど、やっとまあまあ気に入った名前を思いついた。

 そして、いよいよ3日(月)は、ナビスコカップの決勝戦だ。ありがたいことにSA指定席を4枚手に入れることが出来て、家族みんなで行けることになった。譲ってくださった方々、ありがとうございました。朝11時ころ自宅を出発して浦和美園へ。美園駅周辺のコインパーキングが一杯だったときは、調べ上げた次善の駐車場へ。そこは停められないことはないと思うのだが…。

 ナビスコの決勝については、考え始めたらキリがない。ともかく、選手にはコンディションを整えて大一番に臨んでもらうだけだ。ぼくらは精一杯応援するだけ。優勝して欲しい。

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2003年10月13日(月)

 今年のナビスコ決勝チケットは大変なことになっている。ひとり4枚までになったのにたったの50分で完売とはどういうことだ? ぼくは当日、実は荻窪のローソンまで行った。この三連休は八ヶ岳に紅葉を見に行く予定なので、いつもは関越に乗るところを中央道で行くことにし、途中の荻窪で挑戦することにしたのだ。関越なら東松山なんだけど、どう考えても荻窪の方が良さそうなので。

 9時半に荻窪到着。目当てのローソンには誰もいない。ラッキー(^-^)。お店の人に断って一番前に居座る。しばらくして二番目の方が来た。聞けば、やっぱりレッズサポの方だ。とりとめない話をしながら10時を待つ。時報が鳴る。10時と同時にスタンバイしていたボタンを押して接続を待つ。しかし、しかし…、つながらない。何度やっても繋がらない。つながったと思ったら、その席は完売しました、とくる。10時50分、全ての席で玉砕。一番前に並んだのに……。

 土曜日11時、ショック状態のまま八ヶ岳へ向かう。しかし、気が抜けてしまって、カミさんが甲州街道へ右折したことを見落としてしまう。景色がおかしいと思ったときは大分進んだあとだった。しょうがなく、そのまま調布ICから中央高速に乗った。天気はイマイチだったけど、きれいな紅葉も見れたし、家族と水入らずの時間を持つことが出来たし、久しぶりにうまいものも喰えたし、言うことないんだけど、やっぱりナビスコ決勝に行きたい。

 帰宅して、ネットに接続して驚いた。大変な状況だったのですね。やっぱりチケットゲッターだよな。ひどい話だよ。昨年のナビスコで、代表戦より儲かる、と思ったんだろうね。許せない。

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2003年10月4日(土)

 新発売のCanonの一眼レフデジタルカメラ EOS kiss Digital が気になって仕方ない。ネットなどではボディが安っぽいという意見が多いんだけど、実際に触ってみるとそれほど感じない。それどころか、最近の価格を抑えた EOS Kiss よりずっと高級に感じる。

 一眼はずっとCanonだから、今持っているレンズやストロボが Kiss Digital で使用可能なのは良い点。それでも、広角レンズは買った方が良さそうだな。さくらやで触って、値段チェック。ついでだからと、以前から調子の悪い望遠レンズの買い替えも目論む。デジカメはずっとオリンパスなので、コンパクトフラッシュを買わなければならないのはマイナスポイント。軽々と予算オーバーじゃん…。

 コイデカメラにも寄って見る。しかし、夜の試合のために並んでる駒場近くのラオックスには置いてなかった。そういえば、自宅近くのヤマダ電機にも無かった。店員によれば、今まで一眼レフカメラを置いていなかった販売店には置かないのがCanonの方針なんだそうだ。納得。クルマを買い換えてしまったので、おいそれと買うことはできないのだが…。

 今日は、次男の運動会のため、長男とカミさんが当日抽選に参加した。抽選のあとカミさんは帰宅。長男がお昼過ぎまで一人で残って、運動会を終えた父親と交代する計画だ。彼が電話で知らせてきた番号は200番台。ところが、サブグラウンドで列整理を待っていたら、若い男がやってきて、100番台前半の券をくれたそうだ。おかげでバックスタンドの席は選びほうだい。ありがとうございました。

 試合は、10人になったあと3点連取で勝利。浦和としては非常に珍しい勝ち方。サポから出た「大久保大久保クソッタレ」コールも良かった。あいつガキだから、クルヴァを睨み付けていたもんね(^-^)。達也はここのところ4試合で6得点。これで今シーズンは10得点9アシスト。他にも起点となったことも多々あり、今シーズン45得点の内、半分以上に絡んでいるだろう。第二ステージだけならもっと。すばらしい。

 長男には忘れられない試合になったようだ。初めて抽選に参加し、初めてひとりでお昼過ぎまで並んだ試合。ニキフォロフが確信犯レッドで退場してから、火がついたレッズが3点連取した試合。気持ちよく北浦和まで歩いた試合。ファールは良いことじゃない。でも、あのときニキフォロフが止めなければどうなったかわからない。岡田主審にレッドを掲げられ、一言の文句も言わず、即座に退場したニキフォロフの背中に、彼も漢を感じていたようだ。

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2003年8月30日(土)

 久々の駒場。さすがに13時間も並ぶ(15:30開門なので正確には10時間か)元気はないので、当日抽選はパスして、10時過ぎにまったりと駒場到着。ちょうど列移動している最中だった。サブグランドに入ったら11列目。この時点で、座っての観戦はあきらめる。しかし、息子の活躍でバック中段通路前のでっぱりを確保することが出来て、なんとか座って観戦することができた。

 息子に言わせると、東武ホテルが販売している「パルミジャーノカレー(チーズカレー)」は、彼の生涯における最高のカレーなんだそうだ。席を確保してすぐに食べたいと言い出す。確かにうまいんだよね。値段も600円で手頃。量が少ないのが玉にキズで、カレーを食べたあと「駒場ラーメン」を分け合って食べる。夏だからかつけ麺になって、値段も500円だった。これもうまかった。今年から、駒場の食べ物はホントにうまくなった。埼スタでもやって欲しい。「埼スタプリン」くらいだもんね。

 とにかくみんな身体が重そう。連戦の疲れが足にきて、更に精神を蝕んでいるような状態で前半はタラタラ。終了間際のエメのシュートで息を吹き返す。毎度のことながらエンジンのかかりが遅い。で、終わってみれば2対0。後半は一転してボールがよく回って、まあまあの戦い方ができたように思える。悪いときには悪いときなりの勝ち方ができるようになったなんて言ったら言い過ぎか。室井の離脱が痛いが、このまま突っ走って欲しい。

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2003年8月26日(火) 萬月さんの公式サイト(直筆)

 聖月さんが教えてくれた、花村萬月さんの公式サイト(http://www2.odn.ne.jp/cbr37550/indexl.htm)を一時間くらい読み耽った。とりわけ興味深かったのは、7月から8月にかけて野辺山近くの海ノ口の別荘に滞在されていた期間の日記だ。

 日記には、海ノ口牧場やら稲子湯やらニンマリする名前が出てきて、八ヶ岳に魅せられて少しは土地鑑があるぼくにはツボだったのだ。野生の鹿にあちこちで出会うという、なんとも羨ましい生活ぶり。しかし、買出しにわざわざ川上村まで行くなんて…。近くには『肉のびっくり市』があるんだけどあれじゃダメなんだろうか? 

 執筆中の作品にも結構言及されている。特に力を入れているのが『王国記』だ。これはもう凄まじいばかりの力の入れようです。そういえば、買ってそのまま積んでしまった『王国記』の三巻目、読まなくちゃ。

 そうそう、石田衣良さんについて随分気を使って書いていらっしゃる。ああいう風に書かれると、実際どんなやりとりがあったのか興味津々になるよねぇ。

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2003年8月25日(月)

 『ブラック・アイス』読了。
 シリーズでは『ブラック・ハート』の印象が強いのだけれど、『ブラック・アイス』も相当なものだと再認識した。主人公ボッシュに対比して描かれる、似たような生い立ちを持つ警官とのわずかな差。一歩踏み出してしまった者と踏み越えない者のわずかだが決定的な違い。哀しみに満ちた物語なのに、どこか腹の底に灯火が点るような作品だった。再読なのにここまで感動してしまうとは…(^^;;;)。ボッシュ・シリーズの中でも屈指の傑作を再読して、今年初めてじっくり感想を書きたいと思った。

 引き続き『ブラック・ハート』を読み始めた。ボッシュ・シリーズの最高傑作だと他作品の感想にも書いたことがある。7年ぶりだから初読と変わらないよな。どんなもんだろう。こういうシリーズこそ、ちゃんと感想を書いて残しておきたいよねぇ。

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2003年8月17日(日)

 伊豆箱根四泊五日の旅行は、最初の二日間だけが雨なしの曇りで、残りの後半三日間は土砂降りという最悪のコンディションだった。その上、予想もしていなかった低温と前半のアレルゲン摂取のため、長男に軽い喘息の症状が出て次男とぼくは鼻水ズルズル。とても半袖半ズボンで出かけられる状況じゃないので、15日は一日ホテルに篭ることにした。卓球もそれなりに楽しかったな。

 で、昨日帰宅したわけだけど、長男の喘息とぼくの鼻風邪があまり改善されないので、せっかくの磐田戦をパスしてしまった。結果は浦和の完勝。確かに浦和も向上しているけど、それ以上に磐田の戦力低下が激しい。菊池にしろ成岡にしろまだまだ。浦和は次節アウェイを確実にものにして波に乗って欲しい。

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2003年8月12日(火)

 『甦る男』『ヘルズ・キッチン』『夜より暗き闇』『石の猿』『死への祈り』『繋がれた明日』『GOTH リストカット事件』『怪傑ムーンはご機嫌ななめ』… これくらいが最近読んだ本だ。どれも印象深い読書だった。

 ある朝のテレビ番組で占いを見た。その日のぼくの運勢は最悪。別に信じちゃいないけど気分が良くないので、好きな本を読み返すと運気がアップするという打開策に飛びついて、その日は『ナイト・ホークス』を持参した。現在のコナリーの手管は無く、ストーリーも粗い上に、中盤が間延びして読むのが辛い。最大のどんでん返しもわかっているし…。まあ序章ですからね。そういえば、初めて読んだときも夏の家族旅行中だったなと、旅立ちを前に思い出している。

 ほかの時間はゲーム三昧。『サカつく3』の前哨戦として、『サカつく2002』を息子に買い与えたのが6月。気がつけば、自分のデータを操ってすでに29年目に突入(^^;;;)。出発前にもうちょっと進めようかな。

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2003年6月1日(日)

 雨じゃなければ埼スタに行ってたかもしれない昨日の日韓戦。シュート2本だったそうだ。対する韓国は15本。だからってわけじゃないけど、ジーコ監督は退任すべきでしょう。それはレッズの場合のオフト監督よりもはっきりしていそうだ。攻撃的なサッカーはいいけど、いったいどうやって点を取るつもりなのか。サントスや小笠原が不調だとこうなる。つまり個人の力に頼るサッカー(元々サントスなんて全然ダメな選手なのだが…)。中盤が間延びして、悪いときのレッズの試合を見ているみたいだった。わからないことはほかにもたくさんあって、ほとんど試合に出ていない鈴木、稲本の選出理由もわからないし、最終ライン4人の選択理由も、今回の試合では選手交代も、なんもかんもさっぱり理解できない。レッズの選手が出てきて、各年代の代表戦が楽しくなってはきたが、これじゃ見るたびにフラストレーションがたまりそうだ。

 掲示板の返事にチラッと書いたけど、23日の早朝(というか深夜)にカミさんの父親が亡くなって鳥羽まで行っていた。電話があったのが午前3時ころ。お通夜は24日で告別式が25日だった。26日に戻ってきて一週間近く経っているのに、未だに疲れが抜けない。

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2003年5月22日(木) 美白のロベカル

 昨日のサッカーU22日本代表vsU22ニュージーランド代表戦最大のインパクトは、やっぱり「美白のロベカル」だったみたいですね。

 昨日から、最近見たことがないほどカウンターが回ってまして、ちょっと気味が悪かった。さてはどこかのサイト&掲示板あたりで晒されたか。アクセス解析を見れば簡単にわかるので、気味悪くなるようなことでもないのだが…。

 で、結果が「美白のロベカル」だったわけ。このページの一番下(5月1日)の項で、TBSの下品なネーミングについて書いたんだけど、それがGoogleでヒットしまくった。今日訪れた方の約半数がGoogleで「美白のロベカル」と検索して訪れた方なのでした。四件ヒットした一番上に表示されてもねぇ。

 「美白のロベカル」と検索して訪れてくれた方々。「美白のロベカル」についての情報は何もありません。これに懲りずまたお越しください。

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2003年5月18日(日)

 福井さん、文章うまくなった。それにしても二週間かかって下巻冒頭とは。ぼくが自宅で本を読めないのは、家族と過ごす時間が楽しいからにほかならない。これで、次男が小学校に入るくらいになったらまた別なんだろうけど、今のところお相手で手一杯の状況。

 しかし、理由はそれだけではないかも。サッカー観戦で長時間並んでいるときもロクに本が読めていない。必ず持参するんだけど、没頭できた試しがない。昨日も2ページしか読めなかった。集中できない。で、結局自分は読書があんまり好きじゃないんじゃないかと思う。他に楽しみがあればそっちを優先するということかも。でも問題だよな。スタジアムで暇を持て余しても、行き交うサポーターを眺めたり、お店をひやかしている方が楽しいなんてね。

 昨日の試合、最前列でファインダーを覗く女性がたくさんいた。これはレッズの試合では珍しいこと。2階のSBならわかるけど、バックスタンド1階なんだよね。覗いた先にいたのは宮本かな。

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2003年5月3日(土)

 ゴールデンウィークは過去三年連続で遠出をしていた。毎回同じ場所(会社のリゾートマンション)なんだけど、出かけないとなると寂しい気にもなる。遠出を止めたのは最低の休日配列のせい。みんなが同じ日に移動してどこに行っても大混雑だろうから。5日は埼玉スタジアムだし。埼スタといえば、チケットが結構売れているようだ。昨日の更新で一気に5万枚まで届いた。当日抽選に参加しなくちゃダメかも。

 連休といってもたったの3日。今日は地元春日部市の「藤まつり」とお隣りの庄和町で「大凧あげ祭り」、館林では「つつじまつり」が開催されている。庄和町の大凧あげは見たことがないので、そっちに行ってみようかな。混むだろうなぁ。それでも高速道路の渋滞よりずっとマシだから。

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2003年5月1日(木)

 「美白のロベカル」……。TBSのセンスには恐れ入った。「和製ベッカム」…「スピードスター」……「新・アジアの壁」「新潟の光」………情けない…。役人の下ネタみたいに思えてしまう…。で、達也と啓太は「スーパーサブ」「ワイルドボランチ」だそうだ…。もうちょっと考えたらどうだ>TBS殿。

 「浪速のゴン」はTBSの命名じゃないよね? なんかなぁ、いまひとつ好きになれないのは敵チームというだけじゃなくて、ちょっと見「浪速の麻原某」に見えちゃうからなんだなあ…。申し訳ないm(__)m。

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